2019年1月29日火曜日

【告知】星野文昭絵画展【安芸太田】

2月に安芸太田町で星野文昭さんの絵画展を開催いたします。

【日時】
2019年
2月22日(金)12:00〜18:00
2月23日(土) 9:00〜17:00
【場所】
安芸太田町地域支援センター 2階 多目的室1
(安芸太田町役場前・役場バス停・戸河内診療所隣)
 
23日(土)午後からは、元・衆院議員法務委員筆頭理事、部落解放同盟広島県連顧問の小森龍邦さんをお招きし、国家による星野さんへの不当な人権侵害についてのお話をしていただく予定です。

【主催】婦人民主クラブ全国協議会広島支部・安芸太田
【問合】090-5261-5831(大江)




2019年1月21日月曜日

動労西日本定期大会!

 本日2019年1月20日、動労西日本の定期大会に参加してまいりました。
 婦民の安芸太田から発言があり、地方切り捨てに立ち向かう安芸太田と動労西日本の連帯が示されました。
 近畿地方の組合員のみなさんとはなかなか顔を合わせる機会がありませんが、今日はしっかり発言を聞けてよかったです。青年部ではレクリエーションも企画して頑張っているとのこと、、どんなレクリエーションなのかな? 聞きそびれた! 
 
 民営化、効率化、経費削減は良いこと。
 そんなふうに思い込まされているひとの、なんて多いことでしょう。
 国鉄分割民営化で、労働者は非正規化、外注化で分断され、職場の団結をつくることを妨げられています。効率化を求めれば安全性が犠牲になる。(ぱっと思いつくだけでも、尼崎事故、新幹線台車亀裂、そして狩留家鉄橋流出、、、)赤字路線をどんどん廃線、その結果、安芸太田をはじめとする「いなか」のひとたちの生活基盤が破壊されています。
 いっぽうでは、都市部にひとが集中し、せまい家、高い家賃、交通ラッシュ、長時間通勤、ひとつの交差点に3つも4つもコンビニがあって、どの店にも品物があふれかえっている、、
 動労西日本の組合員のみなさんは、そういった社会のありかたに対する根底的な怒りや、人間の暮らしをささえる鉄道の労働者であることへの誇りを持って、労働運動の先頭に立って闘っています。感動的な闘いの成果を今年もたくさん聞かせてもらえるはず。
 今年は改憲阻止の大決戦! 広島支部も気合いを入れ直してがんばります!

安芸太田から発言
某氏が腕をふるった料理をかこんで交流会♪ 


2019年1月20日日曜日

2019旗開き - 速報




  
 婦民全国協広島支部の旗開きを今年も開催することができました。
 連帯して活動している各団体からも多くの参加があり、写真におさまりきらないどころか、部屋におさまりきらないぐらいできゃあたいへん♪ 心づくしの料理を囲み、団結の深まる一年のスタートになりました。
 参加者から感想等が届きましたらまた改めてご紹介いたしますね。


2019年1月13日日曜日

ゆるせない! 拡声器規制のための広島市アンケート


 12月27日、広島支部は8.6ヒロシマ大行動とともに広島市に対して申し入れ行動をしました。広島市が市民3,000人を対象に、平和記念式典時の会場周辺での拡声器使用は「式典の趣旨を損なう」と広島市の考えを表明したうえで「拡声器使用を制限すべきかどうか」を問うアンケートを実施したとの新聞報道を受けてのことです。
 8.6ヒロシマ大行動、広島連帯ユニオン、婦民広島支部、そして安芸太田を代表して大江厚子さんの申し入れ文書を携えて、学生を含めて総勢13名で市民活動推進課を訪れました。

 アンケート実施の経緯をたずねると「市民からの意見を広くきくために」とのらりくらりでしたが、追求すると、市議会で自民党会派の市議が市民からの声があったとして質問をしたからと白状。市議会での質問が即座に行政でのアンケート実施になるのはどういうことか、文面を誰が書いたのか、市長も決済しているはずのこの文面は広島市の正式な考え方の表明ということになるが、一体いつどこでそんなことを決めたのか。申し入れ者たちが口々に追求しますが、当局はしどろもどろで、ほとんど答えることができません。

 このやりとりのなかで担当者が「数年前にも市民からの電話はあった」とポロリ。すかさず大行動の事務局が「それって何件ぐらいでしたか」ときいたら返事をしない! 「忘れたはずないですよね」「要するにたくさんじゃないんでしょ」とたたみかけても無言。

 申し入れ行動にはマスコミ3社が取材に来ていましたが、当局は記者を排除しようとしました。記者が事前にアンケートの文面の入手を申し入れたところ断られたそうです。当日も、私たちが請求しても「事前に言っておいてもらえれば」などと逃げようとしました。「すでに市民に送ったものをなぜ見せられないのか」と追求されてしぶしぶ持ってきました。 

 8.6デモに「うるさい」と意見を表明しているのは、これまでのところ在特に代表される右翼だけであって、デモの主催者に対して一般市民が「うるさい」と言ってきたことは一度もありません。担当者自身も「式典のときにデモの音声は聞こえはするが、式典の発言者の声が聞こえないような音量ではない」と、この場では言っていました。

 当局はアンケートについて「規制ありきではなく、広く市民の意見をきくためのもの」の一点張りですが、アンケート実施の経緯や文面を考えると、ごく少数の市民の意見にしたがって条例による規制をしようとしているようにしか見えません。行政のありかたとしてとんでもないデタラメです!

 広島市が考える平和記念式典の趣旨とはいったいどういったものなのか、軍拡を推し進める安倍首相を無批判に招き入れるような式典で良いと思っているのか、もっと追求したかったのですが、この日は時間切れとなりました。


 平和記念都市として核兵器廃絶に取り組んでいるはずの広島市が、核兵器廃絶のための市民活動を弾圧するなんてことがあっていいはずがありません。「うるさい」という理由で活動を制限できるようになれば、私たち市民は「戦争反対」との声もあげられなくなってしまいます。広島市がやろうとしていることは、表現の自由の著しい侵害であり、思想弾圧そのものです。絶対にゆるすことはできません。
 婦民広島支部の申入書の内容は次のようなものでした。


    新たなデモ活動規制条例制定へ向けたアンケート実施について


 広島市が市民3,000人に対し、8月6日の平和記念式典の際、会場周辺でのデモ行進による拡声器の声を「うるさい」と感じるかどうか、デモを規制すべきかどうかといったアンケートを実施すると、12月9日付中国新聞が報道しています。
 このアンケートにおいては、デモ行進の拡声器の声が「被爆者や遺族の心情を害するだけでなく、原爆死没者の霊を慰め、恒久平和の実現を祈念する式典の目的を損なう」との広島市の考え方を説明しているとのことですが、回答者へ「デモは迷惑」という予断を植え付けるものと考えます。
 広島市がこのようなアンケートを実施し市民活動を規制しようとしていることに対し抗議の意を表明いたします。

 慰霊碑には「安らかに眠ってください 過ちは繰り返しませぬから」と刻まれていますが、私たち人類はいまだ1万数千発の核兵器を保有しています。原爆死没者の霊はまだ安らいでなどいないことを知りながらこの慰霊碑の前に立たねばならないことは、人類にとっての激しい痛苦です。原爆死没者の霊を慰め、また私たち人類が恒久平和を実現するためには、この世界から核兵器をなくさねばならないことは明白です。
 広島市は被爆都市、そして平和記念都市として「核兵器廃絶と世界恒久平和の実現」に取り組むことを宣言しており、当然のことながら、式典での市長による平和宣言においてもその誓いが繰り返されています。広島市民、被爆者、死没者遺族、そして8月の広島を訪れる世界中のひとたちの多くが同じ思いを抱えているはずです。
 しかし、現在の平和記念式典のありかたを見るかぎり、広島市が真摯に核兵器廃絶と世界恒久平和の実現に取り組んでいるのか甚だ疑わしいと言わざるを得ません。日本国首相の安倍晋三氏は、核廃絶実現へ向けての積極的な方針を持ったことは一度もないどころか、核武装論者であることを隠そうともしていません。このような人物を広島市が無批判に式典に招き入れることこそが式典の目的を損なっているのであって、安倍晋三氏を式典中に弾劾する行為を「うるさい」として排除することは、式典のさらなる形骸化を招き、核廃絶への道を逆行することに他なりません。

 以上のような考えの表明としておこなっているデモ活動を、表現の自由を損なうことが明白であるにもかかわらず広島市が規制しようとしていることに対し、強く抗議いたします。核廃絶や反戦の訴えを「うるさい」という理由で規制できることが思想弾圧に利用される懸念を強く持つからです。
 広島市は当該アンケートの集計と公表を中止し、新たな条例規制を作ることをやめてください。

                                     以 上
 



わたしたちが入手したアンケート


 さて、件の議員による「質問」とはどういうものであったのか。

平成30年第4回広島市議会定例会(9月26日(水曜日)一般質問 宮崎議員)


広島市議会
http://www.city.hiroshima.lg.jp/www/gikai/contents/1535002351909/index.html

広島市議会動画チャンネル
https://youtu.be/nCVAqH6HQFE

 宮崎誠克市議の発言と市民局の答弁の書き起こしです。
   youtube25:34から
   宮崎市議
(「平和を軸においたまちづくりについて」の質問の)最後に、平和記念式典における静謐の確保についておうかがいをします。
 本市の平和記念式典の歴史をたどりますと、被爆2年後の昭和22年8月6日、市民の平和への意志を全世界に公表することを目的に、前身である第一回平和祭が開催されたことから始まります。これ以降、広島市長により世界恒久平和の実現を求める平和宣言が行われるなど、厳粛な式典が続けられてきています。このような式典の趣旨に鑑み、また、参列される被爆者や遺族のかたがたの心情を思えば、式典の静謐の確保は絶対に必要であると考えます。
 しかし、本市議会においてもこれまでもとりあげられてきたとおり、式典挙行後の暴騒音は憂慮すべき状況にあり、市民からも反発の声があがっています。わたくしも毎年参列していますが、残念ながら今年の式典においても平和宣言をはじめとした式典の静謐が大きく損なわれていたと感じざるをえません。
 
 わたくしは本年8月9日、広島市議会核兵器廃絶議員連盟の有志とともに、長崎平和祈念式典にも参列しました。本市式典と同様に厳しい暑さのなか、高校生2人による丁寧な進行がおこなわれ、わたくしも原爆投下時刻の午前11時2分には多くの参列者とともに静粛な環境のもとで犠牲者の冥福を祈り、黙祷を捧げてまいりました。長崎市の式典では静謐な環境が保たれていて、静かな心で祈りを捧げることができたにもかかわらず、なぜ本市式典ではそれができないのでしょうか。あらためて本市式典も同様に静謐な環境を確保しなければならないと痛感をいたしました。
  本市ではこれまでも広島県警等と連携しながら、デモで拡声器を使用されるかたがたに対し、拡声器の音量を下げることや、行進するコースの見直しなどを働きかけてきましたが、聞き入れてもらえなかったとのことです。今年は特に、式典司会者のマイクの音量を大きくすることや、横断幕による注意喚起をするなど、様々な取り組みをおこなったとのことですが、じゅうぶんな効果があったとは言い難い状況でした。 
 そこで提案ですが、平和記念式典挙行時の暴騒音を規制する本市独自の条例の制定も視野に入れ、式典の静謐の確保に万全を期すべきと思いますが、お考えをおうかがいします。
 被爆者遺族をはじめ、多くの参列者が静かな心で祈りを捧げることを切に望まれていると思いますが、当然、表現の自由との関係もじゅうぶんに考慮する必要があると思います。こういった観点に立って、検討に際しては手続きを尽くすことも重要だと思いますし、あわせて、被爆者をはじめ広島市民のみなさんに現状をどう感じているのかアンケートをおこなうことなども必要だと思いますが、お考えをおうがかいし、わたくしの一般質問を終わります。長時間のご静聴まことにありがとうございました。
youtube34:47から
市民局長

「平和を軸においたまちづくり」についてのうち、平和記念式典における静謐の確保についてお答えいたします。
 平和記念式典は原爆死没者の霊をなぐさめるとともに世界恒久平和の実現を祈念することを目的とするものであり、これまでにも厳粛な式典の運営につとめるとともに静謐を確保するための取り組みをおこなってまいりました。
 また、平和記念式典は広島平和記念都市建設法において、恒久平和を象徴する都市と位置付けられている本市の重要な式典となっており、本年も85カ国と欧州連合代表部から大使をはじめとする外交団の参列をいただいております。
 しかしながら、本年の平和記念式典の挙行時においても平和記念公園内およびその周辺において拡声器を使用する行為があり、式典の厳粛な雰囲気が損なわれている状況にあります。
 こうした状況をふまえ、議員ご提案のとおり、まずは市民アンケートなどをおこない、式典の現状についての広島市民の心情をあらためて確認したいと考えています。その結果、多くの市民が現場を問題視し、より静謐な環境を望んでいることが明らかになれば、こうした市民の意見もふまえ、必要に応じ、憲法上の表現の自由との関係等について専門家の意見をきくとともに、検察庁、広島県警等関係機関とも協議をおこない、条例の制定も視野に入れながら、静謐の確保について実効性のある対策を検討してまいります。以上でございます。

朝日新聞の記事


広島市に抗議の声を!
 反戦の声を封じ込めようとする行政の背後には、改憲で戦争のできる国にしようという国家の思惑があります。弾圧をはねのけて、戦争のない世界、人間が人間らしく生きられる世界をつくるために団結しよう! 広島市に抗議を!
◆抗議先
〒730ー8586 広島市中区国泰寺町1-6-34
 広島市長 松井一實

(担当)市民局 市民活動推進課 庶務係
電話:082-504-2103 FAX:082 -504 -2066
※電話は記録として残りにくいので、書面やファクシミリをおすすめします。

今年の抱負!

 わたしたち婦民は「すべての戦争に絶対反対」という、実にわかりやすくて普遍的なテーマを持って活動している大衆団体です。
 戦争なんていやだと誰もが思っている。なのになぜ、戦争がなくならないのか。
 原発なんてもうごめんだと誰もが思っている。なのになぜ、原発がなくならないのか。
 いったいどうすれば戦争も原発もない、人間が人間らしく生きられる世の中にできるのか。
 そのために、何をすればいいのか。
 数多くの市民運動がそうであるように、だれかえらいひとがどうにかしてくれることを期待してればいいんでしょうか?

 もちろん、そうではないと婦民は考えます。
 婦民は、マルクス主義的なまなざしを持ってこの世界の出来事、世界のありかたを見つめています。おのずと、戦争や原発がなくならない理由を具体的な問題として考えることができるようになります。富の集中や貧困といった問題の根っこも同じところにあるとわかります。労働者の権利を守るための闘いが、戦争を食い止めていることにも理解が及ぶようになります。
 この世界のありかたを変えるには、政治家にお願いしているだけじゃだめだということにも気づきます。
 まさしく自分こそが、この世界を変える主体的な存在、戦争を止める存在なのだということに気づく。
 そういう存在として生きる覚悟を持つ。
 これが、階級性を獲得する、ということだと思っています。

 戦争なんていやだ、一生平和に暮らしたいんだという、誰もが持っている素朴な思いを、わたしたち婦民が地域や職場で掘り起こし、そのひとたちとつながって、そして、階級的労働運動につなげていきたいと思います。階級的労働運動が切り開く地平の先になら必ず、戦争のない世界をつくることができると確信しているからです。
 改憲阻止の大決戦まっただなかの今、婦民は街で、地域で、職場で、さらに大衆性を持った闘いを展開していかなくてはなりません。国際婦人デーや8.6といった取り組みをとおして、反戦の先頭に立って闘う婦民の姿をもっと見せていこうと思います。多くのひとが、戦争を止める存在としての自分に気づくよう、活動していきます。

憲法学習会

 高陽地域では以前から「コーヒータイム」というちょっとした談話の会を開催していました。その「コーヒータイムpresents」というかたちをとって、憲法連続学習会を開催しています。
第一回 10月27日(土)
第二回 11月18日(日)
第三回 12月22日(土)

 第三回の報告が会員から届きましたので掲載いたします^^

 今回のレポートは、婦人民主クラブの福井さんから、『憲法変わると暮らしはどうなるの?』婦人民主クラブ、地域のユニオンの青年、高陽第一診療所患者会からも参加していただき、意見を出し合いました。 戦中教育で「少国民」に作り上げられた、婦民の大先輩、丹治孝子さんと「非国民的あり方」の母親とのやりとり、戦後の解放感と「あたらしい憲法」。
 またもや改憲で「家」制度の復活、個人より「家族」「国家」を押し出そうとしている、自民党改憲案。「生きる」「命をつなぐ」女性の力強さが、この国家と天皇制の暴力・攻撃を跳ね返す、大きな力だと感じました。 私が一番気に入った丹治さんのお母さんの言葉は「万世一系の尊く偉い人だっていうけれども、私たちだって万世一系だ。猿のご先祖様から天明の飢饉も乗り越えて、今おまえがここにいる、私がここにいる。私たちはね、人に養ってもらってない。腕一本、脛一本で子どもたちを育て上げて命をつないできたんだ。私たちほど偉い者はない!」です。
 来年、改憲野動きと一体で、「天皇の代替わり」を、労働者の日、メーデー・5月1日に行おうとしています。改憲・戦争のためには、労働組合の無い社会を作ろうとしています。今後も憲法学習も継続していくことが決まりました。
 来年1月27日は、高陽地域の改憲・戦争阻止大行進実行委員会の立ち上げです。
 地域の力の結集としての大行進運動にしていきたいと思います。一緒に行動しましょう。(矢田)

 第四回も、構想中、、、 排外主義と戦争についても会員のみなさんと考えたいね、との意見も出ています。